ニュース
ニコン、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」の供給不足を告知
ニコンは販売開始となった超望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」について、多くの予約により生産が追いつかない状態にあることを告知した。
ニコンは5月31日、同日より販売開始となった超望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」について、多くの予約により生産が追いつかない状態にあることを告知した。
1月末の発表以来、「全世界で予想をはるかに超えるご予約をいただき、生産がご注文に追いつかない状況」となっており、発売日も当初の4月予定から5月末に延期されていた。
「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」はAF NIKKOR最長焦点距離となる、スポーツや報道向けの超望遠単焦点レンズ。価格は212万1000円。レンズ構成はEDレンズ2枚および蛍石レンズ2枚を含む13群20枚構成(+保護ガラス1枚)で、絞りはカメラボディからの電気信号による電磁絞りによって制御される。シャッタースピード4段分の手ブレ補正機構も搭載する。
付属の専用テレコン「AF-S TELECONVERTER TC800-1.25E ED」を併用することでFXフォーマットカメラでの利用時に1000ミリ相当、DXフォーマットカメラでの利用時には35ミリ換算1500ミリ相当の焦点距離を実現する。
関連記事
- 「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」の発売が延期
製品発表時、4月の発売がアナウンスされていた「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」が5月の発売となった。 - AF NIKKOR最長焦点距離「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」
ニコンが超望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」を4月より販売開始する。個別調整されたテレコンが付属し、組み合わせ時には1000ミリの焦点距離を実現する。 - 「D600は手軽なFXカメラ」――ニコンに聞く「フルサイズ」(前編)
アナログ時代から高い気を誇るニコン。その技術力は健在で、デジタル時代の現在でも魅力ある製品を次々と投入している。なかでも並々ならぬカメラへの情熱と技術を結集したのが、「D600」を中心とした、フルサイズセンサー搭載機だ。 - VR5段分の望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」発売日が決定
NIKKORレンズとして初めて約5段分のVR効果を持つ、FXフォーマット(フルサイズ)対応望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」の発売日が決定した。 - 小さくて取り回しに優れた快適フルサイズ一眼――ニコン「D600」
ニコン「D600」は、有効2426万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフだ。防じん防滴構造の頑丈なボディでありながら、同社フルサイズ機では最小・最軽量を実現している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.