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ニコン「Df」「D5200」「D3200」に最新ファームウェア
ニコンが同社デジタルカメラ「Df」「D5200」「D3200」の最新インファームウェアを公開した。適用することで各種不具合の解消が行われる。
ニコンは1月21日、同社デジタルカメラ「Df」「D5200」「D3200」の最新インファームウェアを公開した。バージョンはDf用が1.01、D5200用が1.02、D3200用が1.03となる。
Dfについては、カスタムメニューf4/5/6の「押し動作」を「プレビュー」と設定し、スピードライト「SB-800」を使用してカメラのFnボタンなどを押しても液晶モニターが表示されなくなる現象が解消されるほか、カスタムメニューe1でオート「FP」を設定してオートFPハイスピードシンクロに対応していないストロボを使用した際、シャッタースピードの上限が1/200になってしまう現象が解消される。また、自動感度制御を「しない」してデータをViewNX 2ないしCaptureNX 2で確認した際、メタデータに「オートISOxxx」と表示されてしまうことがある現象も解消される。
D5200とD3200用については、新発売の沈胴式標準ズーム「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRII」装着時、沈胴状態でのレリーズが行えない旨の警告メッセージが表示される。加えて、D5200用では「マイメニュー」操作時に起こることがあるフリーズの解消、特定条件下でAE/AF-LをONとしたにも関わらず駆動しない、HDR撮影時画像にノイズが発生することがある現象の解消も行われる。
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