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「D600」“黒い粒の映り込み”、保証期間過ぎても無償対応に
ニコンは同社デジタル一眼レフ「D600」の撮影画像に“黒い粒”が写り込む現象について、保証期間を過ぎても無償対応すると発表した。
ニコンは2月26日、デジタル一眼レフ「D600」の撮影画像に“黒い粒”が写り込む現象について、保証期間を過ぎても無償対応すると発表した。
本現象はカメラの動作によって細かなゴミやチリがローパスフィルターに付着したもので、「デジタル一眼レフカメラの構造上避けられず、完全になくすことは困難」(同社)としながら、多くが映り込んで目立つ場合もあるため、軽減措置として、点検および清掃、必要に応じてシャッターならび関連部品の交換を行う。
利用者には取扱説明書の手順に従ってのセンサークリーニングおよびブロアーによる清掃を推奨しており、それでも映り込みが除去できない、気になる場合には同社修理センターへの送付、ならびニコンプラザ、サービスセンサーへの持ち込みにて対応する。必要納期はおよそ1週間。
D600は2012年9月に発売された35ミリフルサイズセンサー搭載機。2013年10月には写速度の向上や静穏連続撮影モードの搭載、オートホワイトバランス精度の向上を施した後継機「D610」が販売開始されている。
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