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シグマ、RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro 6.0.2」を提供開始
シグマのRAW現像ソフトの最新版「SIGMA Photo Pro 6.0.2」がダウンロード可能になっている。
シグマが7月4日、「SIGMA dp2 Quattro」のデータに対応した専用RAW現像ソフト、「SIGMA Photo Pro 6.0.2」の提供を開始した。Windows版とMacintosh版それぞれで不具合の改善を行っている。
SIGMA Photo Pro 6.0.2の主な変更点はそれぞれ2つ。
- SIGMA Photo Pro 6.0.2 Windows版
- X3Fデータのファイル名のダブルクリックや、SIGMA Photo Pro 6のアイコンにファイルをドラッグ&ドロップして起動させた場合に、画像の保存ができなくなる現象を改善
- まれに印刷ウィンドウが開かない場合や、印刷プレビュー画面が表示されないことがある現象を改善
- SIGMA Photo Pro 6.0.2 Macintosh版
- 作業用色空間をAdobe RGBに設定し100%拡大を行った場合や、ショートカットキーでアプリケーションを終了した場合に、“lldbコマンドツール”の実行やパスワードの入力を促すメッセージが表示される問題を修正
- 特定の条件下でソフトの起動速度が遅くなったり、フォルダの切り替えに時間がかかったりする不具合を改善
なお、SIGMA Photo Pro 6.0.2はQuattroならびにMerrillシリーズ、およびSIGMA SD1用となっており、それ以外の同社製カメラについてはSIGMA Photo Pro 5.5.3を利用する必要がある。全機種に対応したSIGMA Photo Proは、バージョン6.1として8月に公開予定だ。
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