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「SIGMA dp2 Quattro」発売日決定 実売想定価格は11万円前後
シグマが2月に開発発表を行ったコンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp2 Quattro」の発売日を発表した。
シグマは6月11日、2月に開発発表を行ったコンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp2 Quattro」の発売日を6月27日と発表した。価格はオープンで、実売想定価格は11万円前後(税込)。
新開発のFoveon X3センサー(コードネーム“Quattro”)を搭載したレンズ一体型デジタルカメラで、35ミリ換算45ミリ相当/開放F値 F2.8の単焦点レンズを搭載する。新開発のセンサーは3層構造は既存を継承するが、輝度情報はトップ、RGBの色情報はトップ/ミドル/ボトムの3層で取り込む「1:1:4」構造を採用しており、これによって解像度の向上とデータ容量を削減、さらにはデータ容量の低減から処理速度の向上と消費電力の削減にも成功している。
別売アクセサリーとしては、レンズフード「LH-4-01」、ガイドナンバー14の小型ストロボ「EF-140S」、ビューファインダー「VF-41」、カメラケース「HC-21」、レリーズケーブル「CR-31」などを用意する。
主な仕様 | |
---|---|
撮像素子 | Foveon X3センサー |
撮像素子サイズ | 23.5×15.7ミリ |
画素数 | 有効約2900万画素(トップ 5424×3616、ミドル 2712×1808、ボトム 2712×1808) |
レンズ | 30ミリ(35ミリ換算45ミリ相当) F2.8-F16 |
記録メディア | SD/SDHC/SDXCメモリーカード |
記録方式 | RAW/JPEG/RAW+JPEG |
アスペクト比 | 21:9、16:9、3:2、4:3、1:1 |
ISO感度 | ISO 100〜ISO 6400 |
AF方式 | コントラスト検出方式 |
AF測離点 | 9点選択モード、自動移動モード |
測光方式 | 評価測光、中央部重点平均測光、スポット測光 |
シャッター速度 | 1/2000〜30秒 |
背面液晶 | 3型/92万画素 |
カラーモード | スタンダード、ビビッド、ニュートラル、ポートレート、風景、シネマ、サンセットレッド、フォレストグリーン、FOVクラシックブルー、FOVクラシックイエロー、モノクローム |
撮影可能枚数 | 約200枚 |
電源 | 専用リチウム充電池「BP-51」 |
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