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さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。六本木フジフイルムスクエアで、2015年6月26日から開催予定の野町和嘉「地平線の彼方から ― 人と大地のドキュメント」を紹介する。
野町和嘉(のまちかずよし)は1972 年のサハラ砂漠以来、ナイル源流、アラビア半島、チベット高原、アンデス高地など、自然環境の厳しいところを中心に地球規模で取材を重ねてきました。
乾燥、熱暑、極寒、高山。悠久の大地が織りなす造形と、その荒々しい自然に向き合いながら生き抜く人々。彼の作品は、ドキュメントであると同時に、一枚一枚がアートのようなリリカルな美しさをもち、国民性や文化の違いを超えて人に深い感動を与え、世界中で高く評価されております。
本展では40年余にわたる極限の自然とそこに生きる人々のドキュメントより、世界的にも知られる代表作をはじめ、近年のナイル奥地、サハラ砂漠、チベット高原の取材、最新作のアンデス高地などの作品を含んで展示します。
インターネットで世界が繋がれ、加速度的に変化していくなかで、野町は変わらない人々の精神文化を捉えています。地平線がどこまでも続く大風景や、日本とはおよそかけ離れた環境で暮らす人々の姿は、見る人の心に静かに染みいり、語りかけてきます。
写真展の詳細
名称 | 企画写真展 野町和嘉「地平線の彼方から ― 人と大地のドキュメント」 |
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開催期間 | 2015年6月26日(金)〜2015年7月15日(水) |
開館時間 | 10時〜19時(入場は18時50分まで) |
定休日 | 無休 |
入場 | 無料 |
会場 | フジフイルム スクエア |
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