Amazonの第3世代電子書籍リーダー「Kindle Keyboard」の最新ファームが公開された。これにより、第4世代Kindleの新機能である「Kindle Cloud」にアクセスできるようになるなど、有益なアップデートだ。
Amazonの第3世代電子書籍リーダー「Kindle Keyboard」のユーザーは、Wi-Fi経由でプッシュされたファームウェアアップデートにより、数週間前に発売された第4世代Kindleの新機能である「Kindle Cloud」にアクセスできるようになった。
Kindle Cloudは無料で5Gバイトまでのデータを保存でき、同期することでほとんどのデバイスからデータにアクセスできる。大きな機能の1つとして、ユーザーは自分のドキュメントを保存できるので、端末の内蔵メモリを圧迫することもなくなる。ユーザー個人のドキュメントはAmazon WebサイトのManage Your Kindle経由で削除するまでKindleライブラリに保存される。Whispernetも該当ドキュメントの同期を行うので、ユーザーがあるページを離れると、すべてのデータが保存されたまま次にそこから再開される。
この新たなアップデートでKindle Keyboardもクラウドサポートが得られるようになったほか、Voice Guideにも簡単にアクセスできるように変更が行われた。ユーザーがVoice Guideを利用する場合は、Shiftボタンを押しっぱなしにすれば良い。
Amazonが第3世代の電子書籍リーダーをサポートしつづけることは良いニュースだ。このアップデートがKindle DXにもリリースされれば良いのだが。なお、この新たなアップデートが自動でダウンロードされなければ、Version 3.3を手動でダウンロードすることもできる。
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