LG、タブレット開発計画を一時中止

韓国LGはスマートフォンの開発に集中するため、新規タブレット開発を一時中止することを決定した。

» 2012年06月27日 14時15分 公開
[Sovan Mandal,Good e-Reader Blog]
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 LG Electronicsは自社のタブレット開発計画を一時中止すると表明した。ただし、Microsoftのタブレット「Surface」が最近発表されたこととの関係については否定している。

 携帯電話市場第4位のLGでスポークスマンを務めるケン・ホン氏は「スマートフォンの開発に集中するため、新規タブレット開発を一時中止することを決定しました」と語った。

 良質のタブレットデバイスは未開発だが、LGは評価の高いエレクトロニクス企業の1つだ。もちろん、タブレットデバイスの頂点はiPadだが、少なくともSamsung、Acer、ASUS、Motorolaなどの企業はタブレットが話題に上るとき、必ずといっていいほど名前が挙がる企業だ。

 LGは世界初の3D対応タブレット、G-Slate(国内ではOptimus Pad)を発表したことで当時他社を驚かせたが、製品の売り上げはまったく振るわなかった。その後、改良版LG Optimus Pad LTEがタブレット領域での再挑戦を支える製品となるはずだったが、それがリリースされることはなかった。

 ひとまず、LGはタブレット市場から遠ざかるが、再び市場に戻ってくる時にどのような製品を発表すべきだろうか。



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