ソニー「PRS-T2」の仕様、明らかに

ソニーの電子書籍リーダー最新モデル「PRS-T2」の仕様が明らかになった。日本でも近々発表されるとみられるが、タッチスクリーンの仕上がりに注目したい。

» 2012年08月16日 13時41分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 今日はソニーの新型電子書籍リーダー「PRS-T2」のハードウェア仕様についてリポートしよう。PRS-T2は2011年に発売した「PRS-T1」の後継機種となる最新モデル。PRS-T1は同社のストアである「Reader Store」のほか、同社の電子書籍リーダーとしては初めてGoogle Books、Overdriveを利用可能にしたモデルだった(海外モデルのみ)。


PRS-T2 PRS-T2。サイズは110(幅)×173(奥行き)×9.1(高さ)ミリ。重さは5.9オンス(約164グラム)。国内発売時の価格は1万円前後か?

 PRS-T2は600×800ドットの解像度を持つ6インチのモノクロ16階調E Ink Pearlディスプレイを採用。Clear Touch Infrared技術を採用したタッチスクリーンで操作性の向上を図っている。ユーザーが利用可能な内部メモリは1.3Gバイト(編注:2Gバイトからシステム領域を除いたものと思われる)で、microSDスロットも搭載する。バッテリーは毎日利用しても2カ月ほど持ち(無線オフ時、オン時は6週間ほど)、ハリー・ポッターの本も無料提供される。

 ユーザーは2つのエコシステムから電子書籍を入手できる。1つはソニーの「Reader Store」。もう1つは図書館の本を貸し出すOverdriveのアプリだ。

 なお、ソニーは先日、PRS-T1とすべてのアクセサリー類の製造を中止している。

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