ニンテンドー3DS向け電子書籍サービス「どこでも本屋さん」、10月から開始3DS向けでは初

ニンテンドー3DS/ニンテンドー3DS LL向け電子書籍配信サービス「どこでも本屋さん」。マンガ作品100タイトル以上をそろえるほか、本機の特徴を利用したゲーム性のある読書環境を提供するという。

» 2012年09月21日 12時13分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 リブリカは、ニンテンドー3DS/ニンテンドー3DS LL向けの電子書籍配信サービス「どこでも本屋さん」を10月下旬から開始する。3DS向けに電子書籍サービスが提供されるのはこれが初。

 今回のサービスではマンガ作品100タイトル以上を用意し、毎週新刊および続刊を配信予定。また、3DSのゲーム機としての特徴を生かした「いつの間に通信」や「すれ違い通信」を利用した「週刊いつログ。(仮称)」や「マンガプロフ(仮称)」など、ゲーム性のある読書環境を提案する。なお、販売方法は「ニンテンドー eショップ」を経由した買い取りダウンロード方式としている。

 リブリカは、主にデジタルコミックの配信でゲーム機などへの展開や、エンターテイメント性を持たせたコンテンツの制作などを志向する企業で、角川書店、講談社、集英社、小学館などが資本提携している。これまでにも任天堂のWiiやソニーのPSP向けにコンテンツ配信を行っていた(後者は9月末日にPlayStation Storeでのコンテンツ販売が終了予定。PS VitaにはReader Storeが10月からコミックを配信することが発表されている)。

 9月21日より京都市・みやこめっせで開催する「京都国際マンガ・アニメフェア2012」で、試遊できるサンプル版のビューワを展示する。

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