出版業界で起こった出来事をまとめてお届けする週刊連載。先週は角川GHDの動きが目立ちました。
執筆者が書いたTwitter上の小説を角川グループのシステムに取り込み、140字以内の連続した文章形式にまとめ、購読しやすい環境を作る。アーカイブ化された形式でも購読することができる。これによって生み出される作品は、電子書籍化、出版化、映像化、翻訳化による海外展開も視野に入れ、若い執筆者をサポートしていく。
Twitter Japanでは、国内で初めての諸説企画となる。
ソーシャルメディア分析などのリサーチ事業やコンテンツ提供技術などの教育・支援事業、出版事業が3本柱。自由な発想から事業化を促進するため、研究員制度を採用。MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏やドワンゴ会長の川上量生氏、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏を主任研究員に招聘(しょうへい)した。
第2回「街の本屋が選んだ絵本大賞」は1月15日に最終選考会を開き、投票で半数を獲得したブロンズ新社『しろくまのパンツ』が戴冠。絵本キラキラ賞はひさかたチャイルド『おやすみ、はたらくくるまたち』、絵本ピカピカ賞はあすなろ書房『月の満ちかけ絵本』、絵本わくわくは偕成社『きょうのごはん』に決まった。絵本大賞フェアは2月8日から各店で実施する。
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