腐男子だっていいじゃない! 『げんしけん二代目』

多くのオタクの心に突き刺さり話題となった作品『げんしけん』。その続編である『げんしけん二代目』を紹介します。

» 2013年07月30日 11時00分 公開
[ラノコミどっとこむ]
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パブリチェンコ!!(あいさつ

 日焼け対策せずに海に行ったら医者にあきれられたBLAEBERです。今回は僕がある意味オタク見習いのままこの世界にかかわり続けるきっかけになった作品『げんしけん』。その、アニメ二代目をレビューしたいと思います。

作品紹介

腐男子だっていいじゃない! 『げんしけん二代目』

圧倒的人気を誇るオタク漫画の後日談。われわれのようなオタクばかりがあつまるサークル「現代文化視覚研究会」通称、現視研

 そこでは、“THEオタク”といった濃ゆいキャラの面々がおのおのの好きなジャンルに打ち込み、ときに仲間を巻き込んだり巻き込まれたりしながらオタク生活を満喫する話です。見ていて、「あぁ、分かる分かる」と共感すること必至。オタクを語るならこの作品を見ないと始まらないとすら僕は思っています。

  • 初代と二代目

 初代げんしけんでは主人公「笹原完士(ささはらかんじ)」がオタクであることを隠しあまり活動できなかったため、大学ではオタクデビューしようと決心するところから始まります。現視研に入り先輩会員たちからオタクのノウハウを教わりコミフェス(コミケ)などにも参加し立派なオタクになっていく、といった話です。

 二代目は主人公笹原が卒業した後の現視研の様子が描かれています。初代と違い、基本的に全員オタク度でいえば主人公が入会した時よりも高いため、オタクになるというストーリー構成ではなくオタク同士の会話がメインです。

 なので、皆さんも周りにオタクだということを隠していたり、またオタクだけどテレビで見るようなオタク程すごくはないよ、といった人におススメなのは初代で、逆にオタクとしてレベルが高いと思う人は二代目がおススメです。

 アニメ「げんしけん2」までに出てきたキャラの声優が総入れ替えされたため僕の中で若干違和感もありますが、ストーリーは原作をリスペクトした非常に楽しい作品です。二代目と銘打っていますが、作品には結構な割合で初代の人たちが出ますのでアニメを1から見直すのもいいと思います。

 では、次回。

(ラノコミどっとこむ編集部/(BLAEBER)

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