【ヲタへの道】一歩目『BAMBOO BLADE』

マンガ・アニメ・ゲーム・ラノベを新旧問わずおススメの作品を紹介する新企画。初回は剣道漫画『BAMBOO BLADE』を紹介します。

» 2013年08月06日 17時45分 公開
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 パブリチェンコ!!(あいさつ)

 子どものころの夢はプロ雀士になることでした、BLAEBERです。連載という形でスタートしましたこのコーナーでは、マンガ・アニメ・ゲーム・ラノベを新旧問わずおススメの作品を紹介していきます。

【ヲタへの道】一歩目『BAMBOO BLADE』

 栄えある? 最初の作品は、僕のペンネームの由来になった「BAMBOO BLADE」を紹介したいと思います。

作品紹介

 室江高校の剣道部顧問、「石田虎侍(通称コジロー)」は、その日の食事にも困る貧乏教師。ある日、同様に剣道の指導者となっていた高校時代の先輩から「自分が顧問を務めている町戸高校の剣道部に勝てたら、実家の寿司屋で1年間食べ放題」という条件で、女子剣道部の対外試合を持ちかけられる。最初否定していたコジローだったが条件を聞き引き受けてしまう。現在ほとんどの部員が受験引退もしくは幽霊部員と化しており、事実上の部員が部長の「千葉紀梨乃(ちばきりの)」しかおらず、練習試合には頭数が足りていなかった。

 コジローは翌日から5名の女子部員をそろえようとアテを探しだす。確保した部員たちとの剣道を通じてきずなを深め成長していく学園コメディです。

剣道マンガ?

 コジローが集めた部員の中には、全国大会に出れば優勝確実といわれるほどの実力を持つ主人公「川添珠姫(かわぞえたまき)」がいて、部活を通して心を成長させていく姿が描かれています。が、題材にされているスポーツが剣道というのがすごいところなのです。

 剣道を知っているならば分かると思いますが、試合中は必ず面をかぶります。つまり、マンガで描くと面が邪魔でキャラが分からないという欠点があります。

 しかもほかにもいろいろと剣道をマンガで書くと分かりにくい部分があります。ですが、そのひとつひとつがとてもきれいに、非常に見やすく描かれており、剣道を知らない人でも分かるように解説がされています。

 僕が剣道を始めるきっかけにもなるほど、剣道をやってみようと思わせてくれました。

見所ポイント

 僕が思うこの作品の見所はやはり、剣道を通して成長していく少女たちの心です。剣道とは何よりも礼を重んじるスポーツなのですが、作中でもそこを意識し重点的に描かれていて、人として成長することで剣道も強くなると描かれています。

 ここで、宣伝を。

 現在、スクウェア・エニックスの『月刊少年ガンガン』で、バンブーブレードの世界観を共有したスピンオフ作品『BAMBOO BLADE B』が11巻まで発売されており、ビックガンガンでは『BAMBOO BLADE C』が連載スタートしました。残念ながら紹介しているバンブーブレード自体は原作、アニメともに終了していますが、まだまだシリーズとして出ていますのでぜひ世界観のオリジナルになったこちらを読んでみてください。

 PSPからゲームも発売されていますので、マンガを読んでみて面白いと思ったなら、こちらもぜひ手に取ってみてください。

 では、次回。

(ラノコミどっとこむ編集部/BLAEBER)

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