英国では今月から電子書籍も公共貸与権(Public Lending Rights)の対象とすべきかどうかの実証実験がスタートしたが、その公共貸与権がらみで面白いニュースを英BBCが報じている。
紙書籍はすでに公共貸与権の管理センターが過去数年間印税支払いのため集計作業を行なっているが、2013年になって突然アダルト小説の貸し出し数が5倍になり、貸し出し上位ランキングを占有していることが判明。原因は、英国内の多くの図書館が予算削減策として自動貸し出しシステムを導入し、図書館員と対面する必要がなくなったからだとしている。
日本の図書館・書店・DVDレンタルショップも、窓口を自動化すると同じ現象が期待できるかもしれない。
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