オーディオブック配信最大手Audible.comがロイヤリティの支払い率を引き下げ。制作品質を維持するのが目的だという。
米GigaOMによると、米Amazon.com傘下の米オーディオブック配信最大手Audible.comが、個人作家向けオーディオブック制作プラットフォーム「Audiobook Creation Exchange」(ACX)の支払ロイヤリティ率を大幅に下げたとのこと。
ACXは主に個人作家・中小出版社を対象にした新サービス。音声化権が未活用状態となっている作品について、オーディブック化の希望を登録すると、フリーのナレーターやスタジオなど制作メンバーを募集・検索でき、ファイル制作とAudible/Amazon/iTunesなどへの流通販売がまとめて行なえる。費用はAudibleと依頼者側(+制作チーム)間でのレベニューシェア制となっており、販売実績に応じて25%〜90%というレートが段階的に著者側に支払われていた。
今回、同社は上記を25%もしくは40%に引き下げる変更を行ない、その理由として「制作品質を維持するため」としているという。
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