今回の式に先立ち、オトバンク代表取締役社長・久保田裕也氏から挨拶があった。
氏によれば、2005年3月5日、目の見えづらい人、本を読みたいが時間のない人にも本を楽しめる文化を浸透させたい、という創業者(上田渉氏)に誘われたのが、オトバンクとの出会いだったという。
それから9年が経過。2014年1月1日と2日にはラジオ番組「ニッポン放送開局60周年記念オーディオドラマ『海賊とよばれた男』」を放送。年始早々、地方に住んでいる90代の老夫婦から電話があったという。聞けば、本好きだったが、文字が小さくて読めなくなってしまい、どうしようかと思っていたところ、たまたまラジオからその番組が流れてきたとのこと。「これなら本を楽しめる。ありがとう」と感謝を述べられ、オーディオブックの必要性を再認識したというエピソードを披露した。
また、久保田氏は、
と今後の取り組みを語って、自らの挨拶を締めくくった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.