KADOKAWA主催、第21回日本ホラー小説大賞の最終選考会が行われ、大賞作品に雪富千晶紀さんの『死咒の島』が選ばれた。
KADOKAWAは4月21日、第21回日本ホラー小説大賞の受賞作を発表した。大賞となったのは、雪富千晶紀さんの『死咒(しじゅ)の島』。同書は角川書店より単行本として刊行が予定されている。
同賞は、1994年に角川書店(現:KADOKAWA)とフジテレビジョンが「恐怖を通して人間の光と影を描こうとしている書き手のため」をコンセプトに設立した文学賞。今回の選考委員には、綾辻行人氏・貴志祐介氏・宮部みゆき氏が参加している。
また佳作には、岩城裕明さんの『牛家(うしいえ)』が、一般から選ばれたモニター審査員の投票によって決まる読者賞には、内藤了さんの『ON』がそれぞれ受賞。大賞となった雪富さんには、副賞として賞金500万円が贈られた。
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