第21回小学館ノンフィクション大賞が発表、大賞作品は出ず

優秀賞には、宮下洋一さんの『産めない先進国―世界の不妊治療現場を行く』と、角岡伸彦さんの『ゆめいらんかね―やしきたかじん伝』が選ばれた。

» 2014年07月29日 19時11分 公開
[宮澤諒,eBook USER]
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 小学館は7月28日、同社サイトで『週刊ポスト』『女性セブン』『SAPIO』3誌主催の第21回「小学館ノンフィクション大賞」受賞作品を発表した。今回、大賞に該当する作品は出なかった。

 同賞は、1993年に創刊25周年を迎えた週刊ポストがSAPIOとともに、新進気鋭のライターの登龍門として新設。設立当初は「21世紀国際ノンフィクション大賞」という名称だったが、第7回から小学館ノンフィクション大賞に改称された。

 過去には、一志治夫さんの『狂気の左サイドバック』(第1回大賞)、最相葉月さんの『絶対音感』(第4回大賞)などが受賞している。

『狂気の左サイドバック』(一志治夫) 『狂気の左サイドバック』(一志治夫)
『絶対音感』(最相葉月) 『絶対音感』(最相葉月)

 優秀賞には、宮下洋一さんの『産めない先進国―世界の不妊治療現場を行く』と、角岡伸彦さんの『ゆめいらんかね―やしきたかじん伝』が選ばれた。2人には、賞金として100万円が贈られる。贈呈式は8月29日、東京・丸の内の東京会館にて。

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