集英社の主催する公募型新人文学賞「ジャンプ小説新人賞'14 Spring」の最終選考が行われ、金賞に花井利徳さんの『駄犬の守る優しい世界』が選ばれた。
集英社は9月1日、「ジャンプ小説新人賞'14 Spring」の最終選考結果を発表。金賞には花井利徳さんの『駄犬の守る優しい世界』が選ばれた。
同賞は集英社が主催する公募型の新人文学賞。1991年に始まった「ジャンプ小説・ノンフィクション大賞」が前身で、2007年に現在の名称となった。Spring・Summer・Winterと年3回実施されている。
過去には、定金伸治さんの『ジハード』(第1回 大賞)、乙一さんの『夏と花火と私の死体』(第6回 大賞)、河出智紀(小川一水に改名)さんの『まずは一報ポプラパレスより』(第6回 大賞)などが受賞している。
なお、銀賞には橘雨璃さんの『魔女になりたかった』、特別賞には鳴海エノトさんの『アルジェントの輝き』、鳶月重治さんの『反逆者たちに祝福を〜置き去りの塔の三奇竜〜』がそれぞれ受賞。
金賞には100万円、銀賞には50万円、特別賞には10万円が賞金として贈られるほか、金賞の『駄犬の守る優しい世界』と銀賞の『魔女になりたかった』は書籍化が決定している。
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