第10回MF文庫Jライトノベル新人賞、最優秀賞に越智文比古さんの『Yの紋章師』

優秀賞に塀流通留さんの『阿頼耶識冥清の非日常』、審査員特別賞に未味なり太さんの『救われる世界と生贄少女の変なカミサマ 〜でも、願いはちゃんと叶えてくれます〜』、佳作に鎌倉となりさんの『底辺かける高嶺の花』が選ばれた。

» 2014年08月26日 13時30分 公開
[宮澤諒,eBook USER]
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 KADOKAWAの社内ブランド・メディアファクトリーが主催する第10回「MF文庫Jライトノベル新人賞」の選考結果が発表。最優秀賞には、越智文比古さんの『Yの紋章師』が選ばれた。応募総数は1836作品。

 同賞は、2004年に始まった公募型の新人文学賞。年4回の選考でそれぞれ佳作を選び、その中から最優秀賞、優秀賞を選出する。第10回の審査委員はあさのハジメさん、さがら総さん、三浦勇雄さんの3名。

 過去には、名波薫2号(西野かつみに改名)さんの『彼女はこん、とかわいく咳をして(『かのこん』に改題)』(第1回 佳作)、あさのハジメさんの『まよチキ! 〜迷える執事とチキンな俺と〜(『まよチキ! に改題』)』(第5回 最優秀賞)、天出だめ(さがら総に改名)さんの『変態王子と笑わない猫(『変態王子と笑わない猫。』に改題)』(第10回 最優秀賞)などが受賞している。

『かのこん』(西野かつみ)
『まよチキ!』(あさのハジメ)
『変態王子と笑わない猫。』(さがら総)

 そのほか、優秀賞に塀流通留さんの『阿頼耶識冥清の非日常』、審査員特別賞に未味なり太さんの『救われる世界と生贄少女の変なカミサマ 〜でも、願いはちゃんと叶えてくれます〜』、佳作に鎌倉となりさんの『底辺かける高嶺の花』が選ばれた。

 受賞者には正賞として楯と、最優秀賞には賞金100万円、優秀賞には賞金50万円、佳作には賞金10万円が贈られる。

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