「四国遍路」「空海」「金毘羅」「その他讃岐(香川)の歴史」の4分野。
香川県立図書館は12月9日、江戸時代〜明治時代に作成された古地図や古文書など県立図書館が所蔵する郷土資料をデジタル化した「香川県立図書館デジタルライブラリー」を公開した。
資料は、「四国遍路」「空海」「金毘羅」「その他讃岐(香川)の歴史」の4分野で絵図と古文書に分けられており、四国遍路では『四国遍路道中図』『四国八十八ケ所道案内記百万遍開元』、空海では『高野大師行状図畫』『弘法大師全集』、金毘羅では『金刀比羅山之全図』『金毘羅参詣名所図会』、その他讃岐(香川)の歴史では『香川県讃岐国繁栄名誉鏡』『香川県史』などといった資料を見ることができる。
こういった図書館がデジタルデータを公開する取り組みは全国的にも広まっており、例えば静岡県立図書館デジタルライブラリーでは、同館が所蔵する江戸幕府の公的機関の旧蔵書「葵文庫」の全書籍の電子版を閲覧できたり、東京都立図書館デジタルライブラリーでは、江戸・東京関係の資料をまとめた「TOKYOアーカイブ」といったものも公開している。
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