31歳で胃がん宣告――キャスター・黒木奈々の闘病手記、文藝春秋から発売

同年代の働く女性たちががんに襲われた際、何か力になれるのではないかという思いで執筆した。

» 2015年03月26日 07時00分 公開
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未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター 未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター

 文藝春秋は3月26日、単行本『未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター』を発売した(紙版/電子版)。価格はそれぞれ税別で紙版が1200円、電子版が1000円。

 2014年4月に「国際報道2014」(NHK BS1)のメインキャスターに抜擢(ばってき)されたフリーアナウンサー・黒木奈々さんは、その4カ月後に胃がんの宣告を受ける。同書は、宣告を受けた後の心境や、31歳の女性ならではの悩みを記した手記となっており、同年代の働く女性たちががんに襲われた際、何か力になれるのではないかという信念の下で執筆したという。現在黒木さんは復帰に向け闘病中だ。

 文藝春秋が運営する「本の話WEB」では、動画を交えたインタビューも公開。さらに同書へのコメントも寄せている。

 この本は私のがんとの闘いを書いたものです。この闘いを通して、何を選択して、どのように自分らしく生きていくのかという、大切なことに気付くことができたと思います。この時間は私にとって必要な時間だったのかもしれません。『今この瞬間』というのは皆さんにとっても本当に大切な時間です。この本を読むことで、そのことを想い直すきっかけになるといいなと思います。――黒木奈々さんのコメント

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