5000人を対象に実施。「情報行動の傾向」「公共図書館の利用状況」「公共図書館への意識」の3つを軸に調査を行った。
国立国会図書館は4月28日、「情報行動の傾向」「公共図書館の利用状況」「公共図書館への意識」の3つを軸に行われた平成26年度「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」の結果を発表した。
調査対象は20歳以上の日本在住者で、有効サンプル数は5000件(楽天リサーチのモニターから抽出)。調査方法はオンライン(楽天リサーチに委託)で、期間は2014年12月12日〜12月17日。
メディア別の情報取得行動の頻度についての項目では、インターネットの閲覧・検索が最も頻繁に行われていることが分かった。ただし、オンライン調査のため、回答者がインターネット利用者であることによる偏りが生まれる可能性には留意する必要がある。
インターネットに関しては、「インターネットのおかげで情報入手が容易になった」といった選択肢に賛同が集まる一方で、情報の真偽判断には自信を持てない人が8割近くに上る結果になった。また、4割以上の人がインターネット上の情報過多により、情報を上手く探すことができないとしている。
公共図書館・移動図書館の利用頻度は「月に数回程度」との回答が多く、また、その利用方法として「本やCDなどの無料の貸出」「読書や勉強をするための場所の提供」といった回答が上位に挙がっている。
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