書籍キュレーションベンチャー「情報工場」とブックファースト新宿店のコラボ、書籍販売によい影響が出ているようだ。
情報工場は5月22日、ブックファーストと提携して2月からブックファースト新宿店で展開している取り組みで、書籍販売に顕著な影響が見られたことから、常設が決まったと発表した。
情報工場はビジネスパーソンに役立つ書籍を厳選し、内容を3000字にまとめて提供する書籍ダイジェストサービス「SERENDIP(セレンディップ)」を2005年から展開。ブックファーストとの取り組みでは、SERENDIPと連動した特設コーナーを設置。要旨などをまとめたA5やB7サイズのPOPと組み合わせるなどして書籍の魅力を訴求していた。
展開から3カ月ほどたつが、通常の売り場で陳列していたときと比べ、売り上げは2.2倍となり、中には売り切れる書籍も出てきているとし、書店でのプロモーション方法の1つとして注目を集めている。
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