インドネシア国内最大手の総合メディア企業グループ「コンパス・グラメディアグループ」傘下の2社と業務提携した。
電子書店「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンは6月30日、インドネシア国内最大手の総合メディア企業グループ「コンパス・グラメディアグループ」傘下のELEX社、M&C社と業務提携し、今秋からインドネシア語に翻訳されたマンガを中心とした電子書籍配信事業をスタートすると発表した。
コンパス・グラメディアグループは、インドネシアで発売されている日本のマンガの90%を出版している。業務提携は、イーブックイニシアティブジャパンのグループ企業であり、インドネシアにおいて、キャラクターライセンスプロモーションやイベントプロデュースなどの業績で実績があるトキオ・ゲッツがコーディネートした。同社は、今後のプロモーションでも一翼を担うことになる。
イーブックイニシアティブジャパンは今年、中国市場でコミックを中心とした電子書籍提供事業を展開する目的で、上海故事会文化伝媒、およびFind Japanと、中国・上海に合弁会社「上海知漫网络科技(Century eBook Shanghai)」設立している(関連記事)。
eBookJapan、創業15年で累計販売5000万冊を達成
eBookJapanのユーザー数100万人突破――1人当たりの平均購入冊数も明らかに
「eBookJapan」を徹底解剖するCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.