ニュース
アスキー・メディアワークス、「電撃コミック ジャパン」のプレ創刊号を配信開始
アスキー・メディアワークスは、12月に本創刊を予定している電子コミック雑誌「電撃コミック ジャパン」プレ創刊号の配信を開始した。無料で10作品が読めるようになっている。
プレ創刊号では10作品を用意
アスキー・メディアワークスは10月15日、12月に本創刊を予定している電子コミック雑誌「電撃コミック ジャパン」のプレ創刊号を、ボイジャーが運営する電子書籍販売サイト「理想書店」で配信開始した。PCのほか、iPhoneやiPadから閲覧可能で、価格は無料。
12月に本創刊を予定する同誌は、作家24人のオリジナル作品を掲載予定。プレ創刊号では、外薗昌也(代表作『犬神』)、押切蓮介(代表作『でろでろ』)、見ル野栄司(代表作『シブすぎ技術に男泣き!』)など、10作品が読めるようになっている。
創刊号までは無料で配信予定だが、以降は500円で配信される予定。なお、掲載作品がコミックス化される際は、紙媒体でも刊行されるという。
関連記事
- 電子書籍時代の作家はここから生まれる? 電子雑誌「BOX-AiR」が12月創刊
講談社BOX、キングレコード、電気本は10月15日、新人作家を発掘する電子雑誌「BOX-AiR」を12月に創刊する。iPhone/iPad向けの電子書籍アプリで、紙出版とアニメ化も視野に入れたモデルとなっている。 - 「出版社“中抜き”が目的ではない」 作家発の電子書籍「AiR」の思い
出版社なし・作家が集って発行した電子書籍「AiR」の狙いは、「ワクワクしてもらう」こと。「既存のあり方を否定するのではなく、新たな可能性を実践したかった」 - 「桜坂洋が書くデビルマン」収録 作家発・出版社なしのiPad/iPhone電子書籍「AiR」発売
作家が集まり、出版社なしで企画・編集した電子書籍「AiR」の先行配信がスタート。桜坂洋さんや瀬名秀明さんが新作を書き下ろしている。 - 作家奪い合い、大手出版社も危機感
作家が電子書籍を直接配信する「AiR」のような試みも出てきた。講談社の担当者は、電子書籍の著者と契約書を交わす作業に追われている。口約束に近い契約の不備をAmazonに突かれるのを防ぐためだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.