本を通した“人の出会い”創出へ
ソニーは、同社の電子書籍ストア「Reader Store」と連動したキャンペーンサイト「好奇心の本棚」を開設した。
同サイトは、本棚のデザインと、そこに飾るアイテム(プロレスのマスクやサボテンなど数十種類)から3つ選択すると、アイテムの組み合わせとひも付けられたお勧めの書籍が本棚に並び、自分だけの本棚が作成されるというもの。アイテムの持つ世界観と、本から得られるであろう読後感の関連性を考慮したレコメンドがなされるほか、アクセスした時間や日付によってもセレクトされる本が変わるので、新しい本との“出会い”や自分の”好奇心”を刺激してくれるのだという。
Twitterと連動しており、作成した本棚をフォロワーに伝えたり、Twitter IDで本棚を検索したりできる。本棚に並んだ本には自分なりの帯(書評)を書いたり、書いた書評をTweetすることもできるという。
書籍情報はなどはReader Storeと連動しており、購入も可能。なお、同キャンペーンサイトのエディトリアルディレクターには、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの立ち上げや国立新美術館「スーベニアフロムトーキョー」のブックディレクションを手がけた、BACH代表取締役の幅允孝氏が就任している。
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