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New York Times、デジタル版の有料購読者が3週間で10万人を突破
米New York Timesは、2011会計年度第1四半期の業績を発表、その中で有料化開始後、約3週間で購読者数が10万人を超えたことを明らかにした。
米New York Timesは4月21日(現地時間)、2011会計年度第1四半期の業績を発表、その中で有料化開始後、約3週間で購読者数が10万人を超えたことを明らかにした。同紙は、プロモーション期間終了後の購読継続率についてはまだ不透明だが、開始直後の数字としては好調としている。
同紙は3月28日から有料化を開始。NYTimes.comの記事は毎月20本まで無料で閲覧可能。料金体系はWebサイト+デバイス別に設定され、4週間15ドル(約1230円)から35ドル(約2870円)。紙版の購読者はデジタル版を無料/無制限に閲覧できる。Amazon.comのKindle版とBarnes & NobleのNook版の購読者も今後追加料金なしでNYTimes.comを閲覧可能になる予定。
同社の第1四半期の収入は5億6650億ドル(464億円)で前年同期比3.6%減。営業利益は3100万ドル(25億円)で同41%減。デジタル事業の収入は9590万ドル(79億円)で前年同期比6.1%増となった。
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