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中国・漢王の電子書籍端末に日本のコンテンツ配信進む
中国の電子書籍端末市場で高いシェアを持つ漢王科技の電子書籍端末に、ハーレクインコミック20タイトルの配信が開始された。
中国の電子書籍端末市場で高いシェアを持つ漢王科技(Hanvon Technology)に対して、日本のコンテンツ配信が進められている。
同社端末に向けた日本のコンテンツ配信は、クリーク・アンド・リバーが窓口となって2011年3月ころから進められている。すでに約30タイトルのコミックが漢王科技が運営する電子書籍販売サイト「漢王書城」で販売されているが、ハーレクインのロマンス小説を原作としたハーレクインコミック20タイトルが加わったことが5月23日にクリーク・アンド・リバーから発表された。
漢王書城で販売されるハーレクインコミックは、ソフトバンク クリエイティブが翻訳した中国語(簡体字)版。ダウンロード型の販売方法で、1ダウンロード当たり15元(200円程度)で販売されるという。
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