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中国政府、「携帯電話での電子書籍ユーザーが増加中」と発表:読書に関するアンケート調査結果から
中国政府が読書に関するアンケート調査結果を発表した。適正と思われる平均作品価格は1.33人民元(約16円)だったという。
中国政府が読書に関するアンケート調査結果を発表したと中国の新華社通信が報じている。
このアンケート調査は中国の報道/出版市場を監視する国家新聞出版総署がユネスコの“World Book Day”の直前に毎年発表しているもの。記事によると、今年も国内29省に住む1万9000人がアンケートに回答、2010年度も中国内では電子書籍の普及が急速に進んでいることが確認されたという。
回答者のうち携帯電話向け電子書籍の閲覧経験者が23%、PCが18%、電子書籍端末が3.9%となっており、適正と思われる平均作品価格は1.33人民元(約16円)だという。
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