オプトは5月26日、パピレスを持分法適用関連会社にする意向を明らかにした。
「電子貸本Renta!」「電子書店パピレス」などを運営するパピレスは、2010年6月にJASDAQへ上場している。オプトは2009年9月パピレスの株式1652株を取得しており、これまでもインターネット上での販促支援などの分野で連携していた。パピレスからは先日、2011年3月期の経常利益は前期比約20%減の3億1700万円、来期も26%減の2億3400万円と減益の見通しをアナウンスされている。
オプトはその後もパピレスの株式を追加取得しており、4月21日時点での持ち株比率は15.01%まで達していた。今回両社は、コンシューマ事業推進のためデジタルコンテンツ領域での協業関係を強化することで合意、6月27日に開催されるパピレスの株主総会の決議をもって、オプトのコンシューマ事業領域担当執行役員がパピレスの社外取締役に加わる予定としており、これによりパピレスはオプトの持分法適用会社となる。
関連記事
- パピレス、一部コンテンツの売上を寄付へ
パピレスは、真崎春望さんの作品の売り上げを全額寄付すると発表した。 - パピレス、電子書籍1万5000冊をSony Readerで閲覧可能に
パピレスは、電子書店パピレスで取り扱う約1万5000冊が、ソニーの電子書籍リーダー「Reader」で閲覧可能であることをアピールした。 - パピレス、GALAPAGOSへ電子書籍コンテンツ提供を開始
パピレスが提供するコンテンツ約4000冊が「TSUTAYA GALAPAGOS」でも販売される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.