BOOK☆WALKER、話題の「日常」第1巻を半額で提供
角川コンテンツゲートは、電子書籍ストアアプリ「BOOK☆WALKER」の累計ダウンロード数が10万件を超えたことを記念し、人気コミック「日常」の第1巻を特別価格で提供する「『日常』BOOK☆WALKERキャンペーン」を実施中だ。
角川グループの角川コンテンツゲートは6月14日、同社の電子書籍ストアアプリ「BOOK☆WALKER」の累計ダウンロード数が5月末で10万件を超えたことを記念し、この春からテレビアニメ化もされて話題を呼んでいる人気コミック「日常」の第1巻を特別価格で提供する「『日常』BOOK☆WALKERキャンペーン」を6月28日まで実施すると発表した。
BOOK☆WALKERは、角川グループ直営の電子書籍配信プラットフォームで、同社刊行のライトノベル、コミック、文芸、新書などの作品群が電子版として提供されている。現在はiOSとAndroid向けにアプリが提供されており、今回のダウンロード10万件突破は、iOS向けのアプリのみでカウントしたもの。
「日常」は、角川書店刊行の月刊漫画雑誌「月刊少年エース」で2006年から連載が始まったあらゐけいいちによる作品。妄想がふくらみがちな夢見る女子高生・ゆっこが、ロボやヤギに囲まれながら過ごす変わった日常を描いたこの作品は、4月からテレビアニメ放映がスタートし、シュールさ満点の作風が話題となっている。
今回のキャンペーンでは、電子書籍版「日常」第1巻の価格を450円から230円に下げて提供する。角川グループが作品の版元であり、プラットフォームを運営しているということを差し引いても、こうした柔軟な値付けができるのは電子書籍の特徴の1つといえる。
なお、別の記事では「デッドマン・ワンダーランド」など人気作品の最新巻が電子版として提供されていないことなどを指摘されていたBOOK☆WALKERだが、現在6巻まで刊行中の「日常」は、BOOK☆WALKERでも6巻まで配信されている。
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