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楽天の「Raboo」、ソニーの「Reader」からも利用可能に
楽天の電子書籍ストア「Raboo」で購入したコンテンツがソニーの「Reader」でも閲覧可能になる。近く、紀伊國屋書店も同様の発表をするとみられる。
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楽天は10月19日、同社が8月に立ち上げた電子書籍ストア「Raboo」を利用可能な端末に、新たにソニーの電子書籍リーダー「Reader」が11月初旬から加わることを明らかにした。
Rabooは現在、パナソニック製の電子書籍リーダー端末「UT-PB1」からのみ利用可能だが、今回サポート端末にReaderが加わることで、マルチデバイス、マルチストアの構築に向けた一歩を踏み出すことになる。
当初の具体的な利用イメージは、RabooのPC Webサイトで購入した電子書籍作品をUSB経由でReader本体に転送する形を採る。ソニーはReaderの新モデルとしてWi-Fiを搭載した「PRS-T1」を10月20日に、3G/Wi-Fiを搭載した「PRS-G1」を11月25日に発売予定で、今後はReaderから直接Rabooで販売されるコンテンツを購入できるようにしていく意向。
ソニー、楽天、紀伊国屋書店、パナソニックの4社は、電子書籍サービスの利便性向上に向け、それぞれが提供する電子書籍端末や販売ストアの相互接続を行っていくことを6月に発表している。近く、紀伊国屋書店の運営する電子書籍ストア「紀伊國屋書店BookWeb」もReaderへの対応を発表するとみられる。
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