NOOK TabletとKindle Fireの動画比較
いろいろ言われてるけど、Amazonの「Kindle Fire」とBarnes & Nobleの「NOOK Tablet」はどちらがいいの? とお思いのあなたに、Goog e-Readerのイケメン編集者、ピーターが全力で両デバイスを比較した動画を作成しました。英語の勉強にもどうぞ。
Goog e-Reader Videoにようこそ。今回はAmazonの「Kindle Fire」と、Barnes & Nobleの「NOOK Tablet」の違いについて評価していきます。
ハードウェアスペックが異なる2つのデバイス。NOOK Tabletは幾つかの点でKindle Fireより優れています。どちらもデュアルコアの1GHz CPUと解像度が1024 x 600ピクセルの7インチディスプレースクリーンを搭載していますが、Kindle Fireはゴリラガラスを採用、子どもなどにも安心して使わせることができます。また、Kindle Fireは512MバイトのRAMを搭載しますが、NOOK Tabletは1Gバイト。内蔵ストレージもKindle Fireが8Gバイトに対し、NOOK Tabletは16Gバイトです。NOOK Tabletの方はMicro SDメモリーカードを使えば32Gバイトまで拡張できます。
NOOK Tabletはハードウェアボタンを備えているのも特徴です。ボリュームボタンなどはスクリーンをオフにして音楽を聞くときに重宝します。Kindle Fireは音量を調節するためにタッチスクリーンを利用する必要があるので、筆者的にはハードウェアボタンで実装されている方が好きなのです。あと、メインメニューを呼び出すNOOK Tabletの「N」ボタンも大好きです。
デバイスの初期設定画面を経てユーザーが最初に目にするホーム画面。Kindle Fireはユーザーが最近利用したアプリ、書籍、Webサイトなどのコンテンツを表示するのに、インパクトのある3Dパノラマビューを採用しています。ただ、欠点はこの画面のカスタマイズ性が低いことで、言われなければOSがAndroidだと気付かないかもしれません。一方、NOOK Tabletのホーム画面はカスタマイズ性が非常に高くなっています。
エコシステムを比較すると、Amazonは多くのアプリと動画コンテンツを提供しており、Barnes & Nobleは児童書、雑誌、新聞に大きく傾倒していますので、両社のエコシステムはかなり異なります。一概には言えませんが、両製品の比較で言うなら、Kindle Fireはより幅広い目的で利用するタブレットであり、NOOK Tabletは読書により重点を置いたタブレットであるといってよいでしょう。
本棚(ライブラリー)のカスタマイズ性もNOOK Tabletに軍配が上がります。Kindle Fireはこの辺りのカスタマイズ性は低いのですが、リストビューは存在する。
読書体験という観点では、背景色の変更や行間、余白、フォント、フォントサイズなどの変更といった機能はどちらも備えています。ノートやハイライトがクラウド連携していたり、単語やフレーズをWikipediaやGoogle Searchで調べることができるのもだいたい同じです。筆者としては、単語をハイライトしたときにその単語の上方に小さな拡大鏡を提供するという点でNOOK Tabletの方が好きです。Kindle Fireの拡大機能は単語と被ってしまい、ユーザーの指がそれを覆い隠してしまうのでいただけません。
今回の比較動画では、30分にわたって両デバイスを徹底比較した大作に仕上がりました。ストアがどのように機能するか、画面上でメディアがどのように見えるかなどはこれを見れば一目瞭然です。これら2つの電子書籍リーダーのどちらかの購入を検討しているなら、それぞれの違いがよく分かるガイドとなるはずです。
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