AptaraとAppleの新たなiBooks Authorアプリケーション
Appleが発表したiBooks Authorは、電子書籍の可能性を追求することで、まったく新しい存在として認識されるようになるのかもしれない。
Aptaraは出版業界の主力企業の1つで、業界イベントに常に刺激的なコンテンツとデモを用意して参加している。今年のDigital Book Worldで、AptaraはEPUB 3とHTML5標準採用に関するプレゼンとともにApple最新の革新的製品であるiBooks Authorを用いて作り上げた作品を披露した。
iBooks Authorは、著者が書き上げたコンテンツをインタラクティブな読書体験にまとめ上げる無償のパッケージプラットフォームで、幾つかのAppleのサービスとともに先週発表されたものだ。AppleはiBooks Authorをローンチした際に、このようなタイプのプラットフォームが本来持っている価値を証明し、電子教科書に関するニュースもリリースした。
Aptaraのカルメン・ラム氏とジーン・カプランスキー氏はこの新アプリケーションの主な特徴についてGoodEReaderに詳しく説明してくれただけでなく、Aptaraがこのアプリケーションを使って開発したサンプルテキストのデモも見せてくれた。Aptaraは木曜日に出版社のMcGraw-Hillとウェビナーを開催し、iBook Authorがローンチされてから一週間の反応を検討し、アプリケーションの適用可能性について議論する。ウェビナーの情報はこちらで確認でき、Digital Book WorldでのAptaraの動画デモは下で確認できる。
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Aptaraが作成したインフォグラフィックは、電子書籍の世界で起きている厳しい現実を示している。
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