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EnThrill、EPUB/MOBIに対応した新型ウォーターマークシステム「PackaDRM」を発表
カナダの電子書籍ベンチャーEnThrill Distributionが、EPUB/MOBI向けの電子透かしシステム「PackaDRM」を発表した。
電子書籍ベンチャーのEnThrill Distributionは5月10日(現地時間)、EPUB/MOBI形式の電子書籍ファイル向けウォーターマーク(電子透かし)システム「PackaDRM」を発表した。
今年発売された電子書籍版ハリー・ポッターシリーズが脱DRMで読者に好評だったことを受け、脱DRMへ急シフト中の電子書籍業界では、代替技術としてウォーターマークシステムへのニーズが急速高まっている。
今回発表されたPackaDRMはまさにその最新版で、他社の電子書籍向けウォーターマーク技術と異なり、コンピュータに詳しいユーザーにも暗号IDの設置場所がなかなか見つけにくい構造になっているという。
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