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電子専門の超短篇小説レーベル「nanovel」 iPad向けアプリを公開:2000字以内のエンターテインメント
GADGETが、電子書籍専用の超短篇小説レーベル「nanovel」の作品が読めるiPad/iPad miniアプリを公開。読みやすさに特化したデザインで、毎号12〜16篇が無料で閲覧できる。
GADGETはこのほど、iPad/iPad mini向けアプリ「nanovel」を提供開始した。ダウンロードは無料。
本アプリは、掲載作品がすべて2000字以内という電子書籍専用の超短篇小説レーベル「nanovel」の作品を無料で楽しめる。同レーベルには放送作家や脚本家・劇作家・コピーライターといったプロの物書きが作品を寄せており、「笑う犬の生活」「サラリーマンNEO」等の放送作家である内村宏幸氏や「教師びんびん物語」「人間交差点」等の矢島正雄氏なども執筆している。アプリの更新は毎月1回程度で、収録作品数は初回創刊準備号のみ17篇、以後は毎号12〜16篇を予定している。今後バックナンバーは有料化する予定。
美しいフォントと読みやすさを追求したモリサワのビューアを搭載。ページを実際にめくるようなアニメーションや、文字が風で流される演出などを取り入れたほか、テキストの検索や蛍光ペン、しおり、メモ、音声読上げといったサポート機能も充実。さらに縦組/横組の変更や、ルビ表示のオン/オフなども可能。文字サイズもピンチイン/ピンチアウトで感覚的に調整可能だ。
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