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ソニーのReader「PRS-G1」がさらに値下げして8980円に
11月2日に1万800円に値下げされたばかりの電子書籍リーダー端末「Reader」の3Gモデル「PRS-G1」が再度値下げ。
ソニーは12月17日、電子書籍リーダー端末「Reader」の3Gモデル「PRS-G1」を値下げした。ソニーストアでの販売価格は1万800円から8980円となった。同製品は11月2日に1万4800円から1万800円に値下げされたばかり。発表の直前にPRS-G1をソニーストアで購入した場合は、ソニーストアが実施している「差額保証」サービスの対象となり、差額がクーポン券で還元される。
PRS-G1は2011年に発売されたモデル。2012年のReader新製品は3Gを搭載しない「PRS-T1」の後継となる「PRS-T2」のみリリースされ、PRS-G1は継続販売されている。3G通信の利用料は2プランあり、同社の電子書店「Reader Store」での購入などにのみ利用する場合は最大2年間無料で以降は年額1050円。インターネットを自由に使えるプランは月額580円となっている。
今回の値下げは競合への対抗クリスマス商戦などを視野に入れたものと考えられる。Reader Storeのみの利用であれば、2年間は通信費無料で使えるため、3G搭載モデルとしては安価な製品となる。今回の値下げにより3G非搭載の「PRS-T2」(9980円)の方が価格が高くなった。
なお、ソニーストアでは、「PRS-T2」「PRS-G1」「PRS-350」購入特典としてReader Storeでコンテンツ購入時に利用できる1000円分の電子図書券をプレゼントするキャンペーンを1月15日まで展開している。
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