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京極夏彦の最新作『遠野物語拾遺 retold』、6月9日午前0時に配信開始
京極夏彦の最新作『遠野物語拾遺 retold』が、電子書店「Reader Store」と「ブックパス」で単行本の発売日である6月9日午前0時に配信を開始する。インタビューや直筆サイン本のプレゼントも。
ブックリスタは、同社がプラットフォームを提供する電子書店「Reader Store」と「ブックパス」で、京極夏彦氏の最新作『遠野物語拾遺 retold』の電子書籍版を発売。単行本の発売日となる6月9日午前0時に配信を開始する。価格は1280円(税別)だが、電子書店により異なる場合がある。
同書は、2013年に発売した『遠野物語 remix』に続く第2弾。柳田國男の代表作『遠野物語』の増補版として昭和10年に刊行された『遠野物語拾遺』を、独自の感性で再話している。
また配信に合わせ、Reader Storeでインタビューを公開。「retold」というタイトルにした理由や、同作における時間軸などの整理整頓の方針、「探偵役」についての考えなどの制作秘話が語られるという。さらにReader Storeで購入したユーザー10名に、抽選で直筆サイン本がプレゼントされる。
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