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京極夏彦氏の「百鬼夜行」シリーズ、電子書籍化を開始
講談社は、「姑獲鳥の夏」や「魍魎の匣」など京極夏彦氏の代表作である百鬼夜行シリーズの電子化をスタート。電子版オリジナルの表紙画像も用意した。
講談社は、京極夏彦氏の代表作「百鬼夜行」シリーズの電子化を開始した。GALAPAGOS STOREなどの講談社取り扱い電子書籍ストアで購入できる。電子版では、各巻ごとにオリジナルの表紙画像が採用された。
第1弾として、京極氏のデビュー作の「姑獲鳥の夏」と短編集「百鬼夜行 陰」の配信を3月16日から開始。百鬼夜行 陰は全10編を分冊でも提供する。4月6日からは、「魍魎の匣」と「百鬼夜行 陽」の配信も開始するが、百鬼夜行 陽は単行本発売直後の電子書籍化となる。
また5月11日に「狂骨の夢」、6月1日に「鉄鼠の檻」の配信を予定。その後も、「絡新婦の理」「塗仏の宴」「陰摩羅鬼の瑕」「邪魅の雫」などを順次配信し、次回作として予告された「鵼の碑」も電子化するという。
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