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国立国会図書館、デジタルデータ活用方法を探るワークショップを開催
「国立国会図書館デジタルコレクション」をはじめ、国立国会図書館が提供するさまざまなデータを活用するためのヒントやアイデアを参加者同士で考えるワークショップを行う。
国立国会図書館(NDL)は2月21日、国立国会図書館の東京本館 新館大会議室で「国立国会図書館のウェブページを使い尽くそうアイデアソン〜NDLオープンデータ・ワークショップ〜」を開催する。参加費は無料。
同ワークショップはNDLが提供している「国立国会図書館デジタルコレクション」「国立国会図書館サーチ」「Web NDL Authorities」「NDL東日本大震災アーカイブ」「電子展示会」「レファレンス協同データベース」などのデジタルデータについて、アプリ開発や他のシステムへの取り込み、研究対象データとして解析するといった新たな活用法を参加者たちで探るというもの。
当日はNDLで提供中の各種データ・サービス紹介やデータの利用方法についての解説を聞いたあと、グループごとに分かれてデータの活用法を考えるアイデアソンを実施。成果や当日の様子は、後日ホームページなどで公開する予定だという。
定員は20名程度で、対象は図書館員、学生、研究者といった国立国会図書館データの利活用に関心のあるユーザー。申し込みは名前やアンケートなど必要事項を記載したメールで受け付けており、期限は1月30日まで。
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