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メディアドゥ、米Scribdに10社1633冊のコンテンツ提供を開始
第1弾配信タイトルは、グループ・ゼロの『子連れ狼』、オフィス安井の『サインはV!』、コルクの『テンプリズム』など。
メディアドゥは6月30日、電子書籍/オーディオブック定額制読み放題サービスを展開する米Scribdに対し、電子書籍コンテンツの提供を開始した。
ドキュメント共有サービスから発展してきたScribdは現在、ニューヨークタイムズのベストセラーやピューリッツァー賞受賞作品など、100万冊以上の多様なジャンルを配信。2015年2月からは、Marvel、IDWなどからコンテンツの供給を受け、コミックの配信も開始していた。
メディアドゥは今回、英語翻訳版のハーレクインコミックス110冊を含む日本の漫画作品10社1633冊を提供。グループ・ゼロの『子連れ狼』(原作:小池一夫 作画:小島剛夕)、日本文芸社の『ミナミの帝王 ヤング編 利権空港』(原作:天王寺大 作画:郷力也)、オフィス安井の『サインはV!』(原作:神保史郎 作画:望月あきら)、エムズプランニングの『イタズラなKiss』(多田かおる)、コルクの『テンプリズム』(作画:曽田正人 原案:瑞木奏加)などが含まれている。
コンテンツ提供企業
グループ・ゼロ
日本文芸社
オフィス安井
エムズプランニング
コルク
ストレン
Harlequin K.K.
Cork Inc.
STREN Co.,Ltd.
Fukumoto Production/highstone, Inc.
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