オトバンクは7月15日、前日に日本でオーディオブックの定額聴き放題サービスの提供を開始したAudibleとの事業提携を発表。自社で有するオーディオブック約2000作品の配信をAudibleおよびAmazonが所有する各サービス上で配信開始した。
月額1500円でオーディオブックの定額聴き放題サービスを提供するAmazon.com傘下のAudibleは、米国最大のオーディオブックの取次・配信事業者。オトバンクは2007年からオーディオブック配信サービス「FeBe」を運営している。
FeBeで配信しているオーディオブックは約1万3000作品。このうちAudibleには約2000作品の提供から開始し、権利者と調整の上、順次提供していくことを検討中としている。
関連記事
- オーディオブックの定額聴き放題サービス「Audible」が日本上陸 月額1500円
Amazon傘下でオーディオブックの制作・配信を手掛けるAudibleが日本でのサービスを開始。日本語コンテンツも数千タイトル用意した。 - 電子書籍の次の柱に――大手出版社など16社、「日本オーディオブック協議会」設立
出版業界としてオーディオブック市場を推進すべく、小学館・講談社・新潮社・KADOKAWA・オトバンクなど16社が協議会を設立。 - オーディオブックを先に出版:新たな出版の動き
デジタルファースト――電子版を先に出版するという考え方は今、文章からオーディオへ移りつつある。オーディオブックを先に出版する動きをみてみよう。 - 2015年の電子図書館トレンド
電子書籍に関連し、世界中の図書館は今、“デジタルルネサンス”とでも呼ぶべき状況にある。米国、英国、カナダの図書館が直面する大きなトレンドを紹介。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.