トレンドマイクロ,Linuxサーバ対応ウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux」を発表
【国内記事】 | 2001.11.12 |
トレンドマイクロは11月12日,Linux対応ファイルサーバ用ウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux」の販売を,12月3日に開始することを発表した。
ServerProtect for Linuxは,Linuxサーバ経由で侵入するウイルスをリアルタイムに監視するLinuxサーバ用ウイルス対策ソフト。リアルタイム検索,手動検索,予約検索により,ウイルスを自動的に監視し,希望するタイミングでウイルス検索を実行することが可能。カーネルレベルでウイルス検索を実行し,Linuxオペレーティングシステム上でウイルスや不正コードを検出できる。
また,インターネット経由でのプログラムやパターンファイルのアップデートを,手動または予約により実行することが可能。この機能により,常に最新のウイルス対策機能を提供できるという。
ウイルスアウトブレーク発生時には,SNMPや電子メールによる通知が可能で,ウイルス感染状況を24時間,把握することができるほか,詳細なログにより,システムやウイルスに関連するイベントについて履歴情報も確認できる。
同社によれば,Linuxサーバは,FTPサーバやネットワークファイルサーバとして使用されルことが多く,Linuxサーバ環境からウイルスの大規模感染がおこる危険性が高い。同製品を利用することで,Linuxサーバをウイルスの脅威から守り,ネットワーク構築およびその運用を安心して行うことが可能という。
価格は,1サーバ当たり29万8000円より。Red Hat Linux 6.2および7.1に対応する。ServerProtect for Linuxは。2002年度中に1500サーバの出荷を見込んでいるという。
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[ ITmedia]