CAJ,Linuxをサポートした「BrightStor ARCserve」を発表

【国内記事】2002.3.18

 コンピュータ・アソシエイツ(CAJ)は3月18日,Linuxをサポートした高性能で容易な管理環境を提供する自動データ保護ソリューション「BrightStor ARCserve7 for Linux」(日本語対応の英語版)の販売を開始したことを発表した。

 また同時に,WindowsおよびLinuxのデスクトップ環境やサーバ環境を保護するためのクライアントエージェントをはじめとするオプション製品も提供を開始する。

 BrightStor ARCserve 7 for Linuxは,Linuxベースのアプリケーションおよびデータに求められるスケーラビリティと高い可用性とを兼ね備えた製品。ビジネスに影響することなく,異種混在のエンタープライズ環境におけるデータ保護運用業務を強化できる。同製品を利用することで,e-ビジネスの可用性に対するニーズを満たすだけでなく,Linuxストレージ管理とエンタープライズ環境とを結び付けることが可能になるという。

 主な機能は,ダウンしたサーバを迅速かつ容易に復旧させることが可能な惨事復旧機能をはじめ,Oracleデータベースの24時間×365日オンラインバックアップが可能な保護機能や完全なデータ保護を保証する拡張アプリケーションサポート,企業内のあらゆるストレージタスクを容易に管理できるWeb対応型のGUIによる集中管理機能,統合ウィルススキャンおよび処置機能などが搭載されている。

 BrightStor ARCserve 7 for Linuxの価格は19万8000円。オプション製品の価格は,「Tape Library Option」が9万8000円,「Backup Agent for Oracle」が16万円,「Client Agent for Linux」が6万4000円,「Client Agent for Windows NT/2000 Server」が3万2000円。製品の出荷は3月22日より開始される。

 なお,詳細については,CAJのWebサイトで紹介されている。

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