東北電力，Windows 95からWindows 2000への移行を目的に「VMware Workstation」を導入
| 【国内記事】 | 2002.4.17 |
ネットワールドは4月17日，東北電力がWindows 95からWindows 2000に移行するために，1台のPC上で両OSを同時に稼動させることを可能にする米VMware社の「VMware Workstation」を，約1400ライセンス導入したことを発表した。
ネットワールドは，米VMwareの国内総代理店として，VMware製品のマーケティング，販売，サポート，サービスなどを行っている。今回，東北電力との数カ月に及ぶ検証，改善作業により，VMware Workstation製品の導入が決定されたとしている。
マイクロソフトは2001年12月31日に，Windows 95を「非サポート対象フェーズ」に移行している。しかし，まだ多くの企業がWindows 95用に開発したアプリケーションをWindows 2000/XPに移行できていないという。
今回，東北電力では，両OSを1台のPC上で稼動できるVMwareを導入することで，Windows 2000対応が間に合わないアプリケーションをWindows 95上で利用することにしたとしている。
なお，同事例は4月18日に，都内で開催されるVMwareのプライベートイベント「VMware Conference」で紹介される。VMware Conferenceの詳細は，ネットワールドのWebサイトで紹介されている。
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[ ITmedia]
