エンタープライズ:トピックス 2002年5月22日更新

日本人スタッフが日本語でWebSphereの最新情報を語る「WebSphere 2002 Tokyo」

 5月初めにサンフランシスコで開催された「IBM developerWorks Live!」で発表されたIBMのインテグレーション戦略の中核となるJ2EEアプリケーションサーバの最新版「IBM WebSphere Application Server V5」(WebSphere 5)が,いよいよ日本でもお披露目される。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)が6月11日〜13日の3日間,セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)で開催するe-ビジネス時代に対応する技術者のためのイベント「WebSphere 2002 Tokyo」で話題の中心となるのが,このWebSphere 5だ。

 WebSphere 5は,レガシーシステムやパッケージアプリケーションなどのバックエンド統合と,フロントエンドである企業ポータル(EIP)などをコントロールするフレームワークの中核となるアプリケーションサーバ製品の最新版。J2EE 1.3をいち早くサポートし,Webサービス機能やセキュリティ,管理機能などが強化されている。

「IT不況下においてもWebSphereの売り上げは60%成長を達成した」と大古氏

 日本IBMソフトウェア事業部のWebSphere事業推進部長,大古俊輔氏は,「WebSphere 2002 Tokyoの来場者には,いろいろな人と会場で出会い,意見を交換することで,何かを得て帰ってほしい。それが,日本のITを元気にすることにつながっていく」と話す。

最新版のWebSphere V5が話題の的に

 WebSphere 2002 Tokyoで明らかにされるWebSphere 5の詳細については,6月11日に開催予定の米IBMソフトウェアサービス&サポート担当副社長,ジョン・ソイリング氏による基調講演「WebSphere最新動向」をはじめ,幾つかのセッションで紹介される予定だ。

 またセッションでは,入門的なものをはじめ,システムの構築・運用・管理までを紹介するもの,パフォーマンスチューニングなど,基礎から最新動向まで,幅広いジャンルが開催される。また6月12日には,「WebSphereの今後」と題し,さらに最先端のWebSphere情報も紹介されるという。

 3日目の6月13日は,日本IBMの基礎研究所員,アーキテクト,エバンジェリストによる「1日で極めるWebサービス」も開催される。同セッションでは,Webサービス登場の背景から実際のアプリケーションへの適用までが,1日かけて紹介される。

 気になったのが,6月12日に開催予定の日本IBMにしては珍しくチャレンジングなセッションである「WebLogic技術者のためのWebSphere入門」だ。ギガ・グループが3月に発表した最新レポートでは,2001年のJavaアプリケーションサーバ市場でIBMが34%のシェアを獲得し,ついにBEAシステムズに追いついた。

 大古氏は,「(この分野では3年の歴史しかなく)われわれは,まだまだチャレンジャー」と笑うが,日本IBMは最新版の投入により「BEA WebLogic」を一気に抜き去りたいと考えているようだ。

「基調講演以外は,すべて日本のスタッフが,日本語でWebSphereの情報を紹介するのが今回のイベントの最大の特徴。これだけ優秀な日本人のWebSphereスタッフをそろえることができるのも他社にない日本IBMの強みだ」(大古氏)

 WebSphere 2002 Tokyoのセッション内容および申し込み方法は,専用のWebサイトで紹介されている。

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関連リンク

▼日本アイ・ビー・エム

▼WebSphere 2002公式サイト

[山下竜大 ,ITmedia]