エンタープライズ:ニュース 2002/07/03 16:08:00 更新


スリムになったAWA無線機、屋外利用も視野に

松下電器産業は、「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」の展示会場で第2世代のAWA無線基地局とPCカード型端末を参考展示した

 松下電器産業は、「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」の展示会場で第2世代のAWA無線基地局とPCカード型端末を参考展示した。AWAは、5GHz帯を使い、最大36Mbpsの伝送速度を実現する無線仕様。欧州規格のHiSwan Aと互換性があり、NTT東日本が「Biportable」の名称で試験サービスを行ったことでも知られている。

 展示されていたのは、PCカード型端末、屋内用基地局、そして光ファイバーを直収できる屋外用基地局など。5GHz帯は今秋にも開放されると見込みだが、これに合わせてFWAの用途にAWAを利用するのが目的だ。

  AWAは、IEEE 802.11aよりも最大伝送速度では劣るものの、標準的にQoSの機能を持っている点がメリット。VoDやVoIPアプリケーションを利用する際に有利だという。 (→詳細記事&写真

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[ITmedia]