エンタープライズ:ニュース 2003/03/06 23:12:00 更新


アイログがビジネスルール管理システム「ILOG JRules」を国内投入

アイログは3月6日、これまでモジュールの形で提供してきた製品を、改めてビジネス・ルール・マネジメント・システム(BRMS)を実現する「ILOG JRules」BRMSとして国内に投入するとともに、プロフェッショナルサービスを提供することを発表した。

 アイログは3月6日、これまでソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ向けに、モジュールの形で提供してきた製品を、改めてビジネス・ルール・マネジメント・システム(BRMS)を実現する「ILOG JRules」BRMSとして発表した。

 これにともないアイログは、10名の自社コンサルタントを擁し、CTCファイナンシャルエンジニアリングやNSソリューションズ、NTTデータといったパートナーとともに、プロフェッショナルサービスを展開。まずは金融・保険業界などを中心に国内展開を図る。同社はさらに、一連の動きを通じて、ソフトウェア・コンポーネントのプロバイダから、ソリューションプロバイダへの脱皮を図るという。

 ILOG JRules BRMSには、開発ツールのほか、自然言語によってルール記述を行えるビジネス管理ツールなどが含まれている。これらを活用することにより、企業内の複数のシステム、複数のアプリケーションに組み込まれているビジネスルールを一元化し、「ポイントごと、プロジェクトごとにしか統合されていなかったビジネスルールを、全社ベースで統合し、すべてのプロジェクトに適用できるようにする」(アイログ代表取締役社長兼仏アイログCOOのブンタラ・イング氏)という。

「ビジネスルールによって、企業は(あいまいな形だった)ベストプラクティスを明文化できる。こうしてビジネスルールを公式化すれば、それは企業にとって資産となり、全社的に導入しやすくなるだけでなく、システム的に自動化することもできる」(イング氏)。

 日本ならではの商習慣や独自のビジネスルールにどう適合できるかが課題となりそうだが、同社は、既に市場に投入している最適化ツール「ILOG Optimization Suite」に比べると、JRulesでの適応作業はより簡単だとしている。事実、パサタやベライゾン・ワイヤレス、チューリッヒ生命など、多くの企業がJRulesを採用し、ベストプラクティスとルールの確立、プロセスの自動化などを実現しているとした。

「BRMSは、ちょうど15年ほど前のDBMSと同じようなもの」とイング氏。そして、このBRMSによってビジネスルールのライフサイクル全体を管理し、変化に適応していくことで、企業は、最新の情報に対し、リアルタイムに迅速に対応する「RTE(リアルタイム・エンタープライズ)」を実現できるとした。

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[高橋睦美,ITmedia]



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