エンタープライズ:レビュー 2003/03/17 17:43:00 更新


レビュー:複数のサーバが対象可能な全文検索システム「Akao」 (2/3)

検索サーバではApacheとの連携設定を行う

 インストール作業はLinux上で行う必要がある。手順としては次の通りだ。

1. インストールCDからバイナリパッケージ(tgz)を展開する。
2. Akao作業用のアカウント名(初期設定では「akaoadmin」)とユーザIDを設定する。インストーラで行うため、名前とuidを指定されたファイルに記入するだけでよい。
3. インストールスクリプトを走らせる。
4. Apacheサーバの設定を行う。AkaoのフロントエンドはCGIで動作するため、Apacheから参照できるように設定を追加する必要がある。サンプルファイルが用意されていので、設定項目を適切な位置に追加する。
5. Sambaの設定を行う。これはWindowsネットワークの共有ディスクのマウントを行うために必要だ。

画面

管理ページへのログイン画面


画面

管理ツールトップメニュー


 なお、管理ツールで行えるものは、「インデックス管理」、「ユーザ管理」、「メンテナンス」となっている。

インデックス管理ではデータ収集先を指定する

 インデックス管理画面では、ネットワーク上のWindowsファイル共有を検索する発見したホストからたどり、検索対象に含めたいディレクトリを指定していく。

画面

検索ディレクトリ選択。「接続」することで対象に含められる


 また、インデックスの作成と更新を、どのようなスケジュールで行うかも時刻設定から行うことができる。月、週、日ごとの設定が可能であり、即時更新も可能だ。

ユーザ管理ではログイン制限などを設定できる

 ユーザ管理メニューでは、ユーザログイン機能を利用するか(無制限ライセンス時のみ)、ユーザ/グループの作成、および閲覧監視機能についての設定が用意される。ユーザ管理とは、ログインする際のID(名前)、およびパスワードや所属グループを設定するためのものだ。

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ユーザ情報設定画面


 グループ管理メニューでは、各利用者が所属するグループを作成することができる。ここでのグループとは、UNIX上でのグループ扱いではない。「グループ名」と該当する「項目」で構成されているため、「部」グループや「課」グループを作成し、その中の項目を追加して行う。

画面

登録グループ項目一覧画面


 閲覧管理機能は、Akaoにおける特徴的な機能だ。この機能では共有資源内のディレクトリに対し、指定する条件グループに属するかを判断することで、検索対象に加えるかどうかを選択できるのだ。

画面

閲覧制御設定。特定のグループの所属している人にのみ検索できるようにできる


 上の写真のように、登録されたグループに対してのみ検索対象に含まれる。グループ指定のないディレクトリはすべてのユーザに対して検索対象となるのだ。登録されたグループ名と、その中で該当する項目を組み合わせることが可能なため、「開発」部の「ドキュメント」グループにのみ、制限を加えるといったことが可能だ。

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[佐藤大輔,ITmedia]